石垣島北部、島の野菜がたっぷりいただける満足プレート「喫茶あくび」

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初回投稿日:2024.07.05
 最終更新日:2024.06.18

石垣島北部、島の野菜がたっぷりいただける満足プレート「喫茶あくび」 クリップする

おいしい島の野菜をたくさん食べてほしい

窓のそとに、広がるサトウキビ畑が見える食堂「喫茶あくび」。石垣島北部にある、野底(のそこ)という静かな集落にある小さなお店です。予約制で、朝ごはん、昼ごはん、夜ごはんがいただけます。

松田梨恵さん

切り盛りするのは、滋賀県出身で石垣島に移住して8年ほどになる松田梨恵さん。街の飲食店や、小さなホテルの朝食作りをしてきて、2021年の秋に喫茶あくびをオープンさせました。市街地からは車で30分以上かかるけれど、たくさんの島の人たちが梨恵さんのごはんを食べにやってきます。
 
お店を始めるなら、野底に住んで野底でやりたかったという梨恵さん。その理由を聞くと、「ずっとマーペーの近くに住みたかったの」とのこたえが返ってきました。

マーペー

マーペーとは、近くにある野底岳、通称「野底マーペー」のこと。そのツン! とした山頂のとんがりが特徴的で、頂上からは360度の絶景が見渡せる山です。

きょうのランチ

きょうのランチを注文し運ばれてきたのは、旬の野菜をふんだんにつかったボリュームたっぷりなプレート。オクラとジャガイモのかき揚げ、だし巻き卵、空芯菜のレモン炒め、パパイヤのきんぴら、ゴーヤ佃煮、いろいろ野菜の焼き浸し、かぼちゃサラダ、キノコのスープなどなど。キノコ以外は石垣島産の野菜だそう。そしてなるべく、知り合いの農家さんから直接買ったり、近くの無人販売などで売られているものをつかっています。
 
かき揚げは、ほくほくのジャガイモとオクラが相性抜群であったかいうちに頬張りたい一品。身近な野菜でも、ひとひねりある味つけや調理法が楽しく、丁寧に作られたものを順番に食べていくと、生き生きとした食材の恵みが身体に染み渡っていく感じがします。
 
木のプレートは、島のテリハボクの木でむら工芸で作ってもらったもので、うつわは、「太朗窯」など島の作家さんのもの。マットは、近くの「民具なかぎり」さんにお願いした月桃のマットです。

島内での循環を大切に考える

梨恵さんは畑でたくさんの種類の野菜やフルーツを育てていて、今は時期的に自分の野菜はつかっていないけれど、そろそろオクラが収穫できそうに育ってきたところ。

飼い犬のぼりじとゆんとの散歩

日課は、飼い犬のぼりじとゆんとの散歩。毎日朝晩、2匹を連れて近所に1時間ちょいの散歩へ出かけています。ぼりじとゆん以外にも、猫のクボタとゼンもいて、大勢で賑やかに暮らしています。お店も、犬や猫とをつれての来店も歓迎です。
 
お店を始める時、島で育てられたおいしい新鮮なたくさんの野菜をつかうことはもちろんで、そして、日々身体に優しいものを食べてほしいと、自然とこのプレートメニューのみになったのだといいます。

梨恵さん

梨恵さん自身、緑溢れる島の北部で暮らし、おおらかな自然からたくさんのものを受け取っている様子。お店の食材もやきものも、それ以外でもなんでも、島で買えるものはかならず島内で買い物をし、島のなかでお金をつかうことも大事に考えているのだそう。そうやって、お店も暮らしも気持ちよく循環させていく。
 
いつも自然体で、いつもにこにこ笑顔全開な梨恵さん。そんな梨恵さんのまっすぐな想いがぎゅっとつまったごはんを、ぜひあくびに味わいに来てください。

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喫茶あくび

住所 /
沖縄県石垣市野底635-2
TEL /
0980-87-7843、090-1910-6518
営業時間 /
朝ごはん:○8:00○10:00
昼ごはん:○12:00○14:00
夜ごはん:時間は相談でどの時間も完全予約制
定休日 /
水曜木曜
Webサイト /
https://www.instagram.com/ishigakijima.kissa.akubi/?hl=ja
備考 /
予約は電話か、インスタのDMで。

笹本 真純

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