沖縄の味「アーサ」の産地、北中城村に行ってみた!

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初回投稿日:2014.02.16
 最終更新日:2024.05.27

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今年もアーサの季節がやってきました。

みなさん「アーサ」をご存知ですか?

緑色をした海藻、和名では「ヒトエグサ」といいます。

 

香りが豊かで、沖縄ではスープに入れたり、厚焼き玉子混ぜたり、

天ぷらにしたりと重宝されています。

一口食べると優しい磯の香が口いっぱいに広がります。

 

アーサー入り厚焼き玉子

 

沖縄の「アーサ汁」は絶品!

しっかり出汁をとった、かつお出汁にアーサの香りは相性抜群!

ちいさく刻んだ島豆腐がまたなんとも言えない

オーソドックスなうちなー(沖縄)スタイル。

 

アーサ汁

 

沖縄で一番冷えるこの時期、海でアーサをみかけると無性に温かいアーサ汁が恋しくなります。

多くのうちなーんちゅ(沖縄人)に愛されている食材です。

 

海のアーサ

 

養殖拠点産地として沖縄県から認定を受けている北中城村などが産地として有名ですが、

いろいろな地域でアーサは養殖されています。

時期がくると、干潟にはられた網に流れてきた

アーサの種が付着し成長を始めるそうです。


アーサー養殖アーサー

 

「海を歩けばアーサにあたる」といっても過言ではないくらい、

網だけでなく岩にもくっついています。

 

岩にもアーサー


アーサー養殖

 

晴れた休日は、子連れの親子がアーサとりをしている姿をよく見かけます。

こんなのも、沖縄で慣れ親しまれた風景。

 

海と共存する沖縄

 

子供にとってはちょっとしたピクニック。

海と共存する沖縄ならではの休日の楽しみ方の一つです。

沖縄の海でそだったミネラル豊富なアーサは、

食卓へと運ばれ、おふくろの味としてみなに愛され続けるのです。

 

沖縄の海

 

北中城村

沖縄CLIP編集部

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