糸満漁港は、セーイカ漁獲量日本一!!!1杯から1個しか取れない、こちらはいかが?

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初回投稿日:2015.01.23
 最終更新日:2024.05.24

糸満漁港は、セーイカ漁獲量日本一!!!1杯から1個しか取れない、こちらはいかが? クリップする

 

沖縄県南部、糸満市の糸満漁港へやってきました。

沖縄本島では日本最南端かつ最西端にある第3種漁港。

実は冬のこの時期、糸満漁港ではセーイカ漁がピークを迎えています。


 

なんと糸満漁港は、セーイカ漁獲量日本一!!!

沖縄県のセーイカの水揚げ量は約1800トンから約2600トン。

平成24年の水揚げ量は約2400トンで、そのうち糸満市で約900トンが水揚げされていて、

全体の約40パーセントを占めています。

これは県内のみならず日本一の水揚げ量なんです!


 

セーイカは沖縄の方言名、和名はソデイカ。

食用イカの中で最大級のイカで、体長1メートル、体重は20キロにも達します。

水揚げ時には、主に胴体部分が競りに出されますが、

胴体部分だけでもとても大きい!!

試しに私が持ったもので12キロ!!一人で持ち上げるのは一苦労(汗)


 

水揚げされたセーイカの胴体部分を7キロ基準で

7キロ以上の「まぎー」(大きい)と、それ以下の「ぐなー」(小さい)

に仕分けられます。


 

沖縄県でセーイカ漁が本格的に始まって26年。

まだ新しい漁業ですが、今では県内でマグロの次に多く水揚げされています。

 

1月から2月のこの時季は、水揚げ量が多いんだとか!

取材日も大漁!大漁!

朝の6時半頃に船を着け、競りが始まる直前までセーイカの水揚げが続きます。

海人(うみんちゅ)も競り長も声がデカいっ。

活気の良い競りも見どころです。


 

海人の奥さんがセーイカの美味しい食べ方を色々教えてくれてました。

しかもキレイにさばいてくれてお土産までいただきました。

にふぇーでーびる!!(ありがとうございます)


 

セーイカ漁獲量日本一を誇る糸満市では、セーイカの消費拡大に向けて、

セーイカの加工食品の開発やイベントなど様々なPR活動を行っているそう。

 

本日23日から2週間「西崎6丁目街バル」と題して、

糸満市西崎6丁目やその近隣の店舗にてセーイカを使った

料理が楽しめるイベントが始まります~。

市場には出回らない希少部位、イカの口や胴体とヒレの境目部分なども使い、

各店舗こだわりメニューが頂けるんだとか♪

セーイカの希少部位が食べられるチャンスですよ!


 

明日の24日からは、道の駅いとまんにて「糸満フェア」が開催されるので、

こちらでもセーイカの特産品がお目見えです!

ぜひ足をお運びください!

 

イカの口!!!

みなさん見た事ありますかーーー??

じゃーーん!これですー!


 

見るからに口です(笑)

イカの口は、市場に出回ることはほとんどないそうです。

イカ1杯から1つしか採れないですもんね。

 

イカの旨味がぎゅっと詰まっていて、とても美味しい部分。

茹でてシンプルに塩で焼いてマヨネーズをつけたり、醤油で味付けしても美味しいんです。

もちろんお酒のお供に最高!!!

セーイカは栄養価が高く、他の魚介類に比べて

2倍から3倍も多くタウリンが含まれているんだとか。

消化も良いので、子どもやお年寄りにもおすすめです~。

 

セーイカ漁獲量日本一の糸満市で、

ぜひセーイカを食べてくださいね!!

 

 

競りは基本 月曜日から土曜日 4時から受付開始

(個人での購入は不可。見学は可能)

糸満漁港 糸満漁業協同組合

住所 /
糸満市西崎1丁目4-11(財団法人沖縄県水産公社)
電話 /
098 – 992 – 3511

沖縄CLIP編集部

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