沖縄観光情報:踊るよろこびを追いかけて《緑間バレエスタジオ》

踊るよろこびを追いかけて《緑間バレエスタジオ》

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放送日:2024年01月22日 2024年01月26日

初回投稿日:2024年02月09日
 最終更新日:2024年02月09日

踊るよろこびを追いかけて《緑間バレエスタジオ》

バレエはWell-beingな舞台芸術

「緑間バレエスタジオ」は、バレエを通じて「健全な心と身体を育むこと」をモットーに掲げるクラシックバレエ教室。現在、2歳から70代まで約80名の生徒さんが通っています。

 

バレエは、柔軟性が高まる、姿勢が良くなるといった身体面への影響、音楽に合わせて踊る幸福感や、ストレスの軽減など精神面への影響はもちろん、仲間と一緒に舞台を作り上げることによって社会性が身に付くなど、Well-beingにさまざまな好影響を与える舞台芸術として注目されています。

 

緑間バレエスタジオでも、バレエの持つ秩序を大切に、日々のお稽古はお稽古場と先生へのお辞儀とご挨拶から。そしてどんなレッスンでも、初心者でもプロであっても、必ず基本のバーレッスンから始まります。

スタジオの入り口でお辞儀とご挨拶をする生徒さん
スタジオの入り口でお辞儀とご挨拶をする生徒さん

いくつになってもバレエを踊りたい

代表の緑間貴子さんがスタジオを立ち上げたのは、今から19年前のこと。ある病院のレクリエーションで、ご高齢の女性がカチャーシーを踊っているのを見た時に感じた「私はきっと、いくつになってもカチャーシーよりバレエを踊りたいと思うだろうな。そして私と同じように、歳を重ねてもバレエを踊りたいと思う人がいるはず」という気持ちがきっかけになったそう。

 

ご自身の居場所づくりのために開いたというスタジオですが、現在では、バレエを始めたばかりの小さな子どもたちから、プロやコンクールを目指す小中高校生、健康のためにバレエを楽しむ50〜70代の女性たちまで、幅広い層の「バレエを踊りたい」という想いが集い、広がる場所になりました。

 


小さな子どもたちを指導する緑間貴子さん
小さな子どもたちを指導する緑間貴子さん

大人バレエクラスでは30〜70代の生徒がバレエを楽しんでいます
大人バレエクラスでは30〜70代の生徒がバレエを楽しんでいます

バレエがわたしを変えてくれる

取材に訪れた日には、約3週間後に開催される年に一度の発表会「スタジオパフォーマンス」に向けての通し稽古が行われていました。小学生クラスの生徒たちは、普段は一緒にレッスンできない年長のクラスや、プロバレリーナの踊りを真剣なまなざしで見つめていました。

 

バレエを始めたきっかけや叶えたい夢について聞いてみると、「姿勢が良くなるから」「舞台を見て感動したから」「いつかコンクールで優勝してみたい」「先生たちのように美しく踊ってみたい」とさまざまでしたが、「バレエを踊ることが大好き!」という気持ちが、シャンと伸びた誰もの背中から溢れているようでした。

初めてトゥシューズを履いて舞台に立つ生徒たちのお稽古
初めてトゥシューズを履いて舞台に立つ生徒たちのお稽古

一人ではなく、みんなと揃えて踊ることもバレエの大切なメソッド
一人ではなく、みんなと揃えて踊ることもバレエの大切なメソッド

バレエで自分を表現したい

同じお稽古でも、高校生クラスになると雰囲気がガラリと変わります。彼女たちの多くは、すでに10年近く「バレエのある毎日」を過ごしているので、「踊ることが楽しい」という感覚がより深まっているのです。

 

高校2年生の緑間胡波さんは、「日常生活の中では自分を表現する機会があまりないので、バレエでどのように表現するのかを考えることが楽しいです」と言います。同じく高校2年生の菊川乙音さんも、「足の使い方や指先一つで伝わり方が変わるので、いろいろ試すことが楽しい」と話してくれました。

 

バレエで学ぶべきことは、踊ることだけではありません。彼女たちの指導するバレエ・アーティストの緑間玲貴さんは、「バレエはお稽古事であり、お稽古事には師弟の関係があります。師の行いやあり方を見て真似してもらうことが基本

姿勢ですが、ただ真似をするのではなく、自分で考えることではじめて学びなります」と語ります。

バレエは見た目よりもハード。日々の積み重ねが優雅な動きを生みます
バレエは見た目よりもハード。日々の積み重ねが優雅な動きを生みます

自分で考えて「学ぶ」ことの大切さを生徒に伝える緑間玲貴さん
自分で考えて「学ぶ」ことの大切さを生徒に伝える緑間玲貴さん

感性を育む舞台の魔法

「緑間バレエスタジオ」の最年少クラスは、2歳〜4歳。2歳の子でも、発表会の大舞台(2024年は那覇市文化芸術劇場なはーと大劇場)に一人で立ちます。

「舞台に立つ、というのは本当に特別な経験で、小さい子ほどいろんなことを一度に吸収しちゃうんです。びっくりして泣いてしまう子もいるけれど、それも一つの感動なんですね」と、貴子さん。「小さいうちに感動を体験することは、子どもの感性を育む上でもとても重要」と話してくれました。

舞台の後のお稽古は、集中力が違うそうです
舞台の後のお稽古は、集中力が違うそうです

お母さんと離れて最初は泣いていた子も、最後は笑って踊っていました
お母さんと離れて最初は泣いていた子も、最後は笑って踊っていました

舞台メイクの親子レッスン。メイクした顔にちょっぴり誇らしげです
舞台メイクの親子レッスン。メイクした顔にちょっぴり誇らしげです

バレエに出会えたことがよろこび

緑間バレエスタジオの講師とプロデュースを手がける緑間玲貴さんは、国内外で活躍するバレエ・アーティスト。琉球と日本の文化を舞台芸術を通じて表現し、世界に発信しています。玲貴さんにとってバレエとは、「もはや水や空気と変わらないものですが、その良さを知っているから、バレエを知らない人に届けたい」そう。

 

「バレエの良さは、まず秩序があること。バレエの型、踊りの型があって、それに私たちが合うように心身を一生懸命に鍛錬していくことで人間としての軸が立つ。それは小さい人でも、私より先輩の方であっても関係なく、いくつになっても人は成長するということを、バレエを通じて目の当たりにしてきたので」と、バレエの本質を語ってくれました。

 

玲貴さんのパートナーであるバレリーナの前田奈美甫さんも、「バレエに出会えたことが人生最大のよろこび」と語ります。

 

近年は踊り手としてだけでなく、「古典バレエの継承と新しいバレエの創造」をテーマにした舞台の企画や脚本、振り付け、演出まで手がけている玲貴さん。「今見たい世界は、年齢を重ねた上で、それら全てが存在する世界。だからまだまだ舞台に立ち続けます」と夢を語ってくれました。

通し稽古でクラシックバレエを踊る前田奈美甫さんと緑間玲貴さん
通し稽古でクラシックバレエを踊る前田奈美甫さんと緑間玲貴さん

新作バレエの振り付けを考案する玲貴さん。「踊るよろこび」を追いかけ続けるその姿は、Well-beingな生き方そのものです
新作バレエの振り付けを考案する玲貴さん。「踊るよろこび」を追いかけ続けるその姿は、Well-beingな生き方そのものです

緑間バレエスタジオ 那覇スタジオ

住所 /
沖縄県那覇市寄宮2-1-29
TEL /
098-853-7771
Webサイト /
https://www.midorima-ballet.com/
Webサイト /
バレエ・アーティスト緑間玲貴
https://www.ryoki-midorima.com/

 

緑間バレエスタジオ 宜野湾スタジオ

住所 /
沖縄県宜野湾市長田4-5-13 2F

沖縄CLIP編集部

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TVアーカイブ配信中

放送日:2024年01月22日 ~ 2024年01月26日

  • 放送日:2024年01月22日

  • 放送日:2024年01月23日

  • 放送日:2024年01月24日

  • 放送日:2024年01月25日

  • 放送日:2024年01月26日