1日の活力をいただく「琉球和食」の朝食ビュッフェ『HOTEL SANSUI NAHA/琉球ダイニング
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初回投稿日:2024.01.09
最終更新日:2024.07.19
![HOTEL SANSUI NAHA外観](/userfiles/images/post/2024/01/10/1_SANSUI.jpeg)
HOTEL SANSUI NAHA提供
那覇空港からうみそらトンネルを抜けて、北へ車で10分ほど。琉球王国時代、各国との貿易の玄関口として多くの人々を迎え栄えた歴史ある場所、那覇市辻に「HOTEL SANSUI NAHA」はあります。
ビュッフェスタイルでいただく「琉球和食」
![琉球和食のビュッフェスタイル](/userfiles/images/post/2024/01/10/2_SANSUI.jpeg)
ホテル内のレストラン「琉球ダイニング はなぐすく -端城-」(以下:「はなぐすく」)では、朝食に“ダシと沖縄県産塩にこだわった「琉球和食」”をビュッフェスタイルでいただくことができます。
![ビュッフェの食事を盛り付け](/userfiles/images/post/2024/01/10/3_SANSUI.jpeg)
「琉球和食」とは、沖縄の食材や伝統的な料理をベースに和食の要素を取り入れた創作料理。統括総料理長の砂川直樹さんが「だしソムリエ」「野菜ソムリエ」などの資格を持っていることもあり、その知識と技術、そしてセンスを活かした品々が並びます。
![琉球ダイニング はなぐすくのビュッフェスペース](/userfiles/images/post/2024/01/10/4_SANSUI.jpeg)
レストランに入るとまず出迎えてくれるのが、シンメーナービ(四枚鍋)という大きなお鍋。昔はどの家庭にも1台はあったというこの大鍋は「シンメイ鍋」とも言い、大切なお客さまをおもてなしする時や、お祝い事、清明祭(しーみー)など親戚が集まる時に使われています。
![シンメイ鍋には沖縄の郷土料理のひとつ、中身汁が](/userfiles/images/post/2024/01/10/5_SANSUI.jpeg)
この日、お鍋には沖縄の郷土料理のひとつ「中身汁(なかみじる)」が入っていました。中身汁は、“中身”と呼ばれる豚の内臓を使ったすまし汁。
![お椀に注がれた中身汁](/userfiles/images/post/2024/01/10/6_SANSUI.jpeg)
癖があるように思われがちですが、時間をかけて丁寧に下ごしらえされた中身は、かつおと豚の出汁でさっぱりとしてとても上品な味。沖縄に来たらぜひ一度は味わってほしい味です。ちなみにシンメイ鍋の中身は日替わりで、中身汁の他にゆし豆腐の日もあるそうですよ。
![用意された沖縄県産野菜](/userfiles/images/post/2024/01/10/7_SANSUI.jpeg)
そして気になったのが、“さんぴん茶出汁”でいただく沖縄野菜のしゃぶしゃぶ。ハンダマ、ツルムラサキ、よもぎといった県産野菜を、すっきり香る温かな出汁に浸すと、野菜の甘味が一層増して感じられおすすめです。
沖縄料理の美味しさと文化や歴史を味わって
![鮮やかな琉球漆器が並ぶコーナー](/userfiles/images/post/2024/01/10/8_SANSUI.jpeg)
また、カウンターの奥には「琉球王朝の時代を再現できたら」という砂川さんの想いで揃えられた、色鮮やかな琉球漆器が並ぶコーナーもありました。
![琉球漆器に盛られた料理](/userfiles/images/post/2024/01/10/9_SANSUI.jpeg)
![琉球漆器とシーサー](/userfiles/images/post/2024/01/10/10_SANSUI.jpeg)
器には落花生から作られるジーマーミ豆腐や、昆布の炒め煮クーブイリチー、沖縄のかまぼこチキアギなどが入っていて、丁寧に作られた沖縄料理の美味しさだけでなく文化や歴史も感じることができます。
![沖縄風炊き込みごはんの「ジューシー」](/userfiles/images/post/2024/01/10/11_SANSUI.jpeg)
![カットステーキ](/userfiles/images/post/2024/01/10/12_SANSUI.jpeg)
もちろん沖縄料理では定番の「沖縄そば」や沖縄風炊き込みごはんの「ジューシー」、ステーキ、海鮮丼などもあって、デザートも含めるとその数はなんと80種類以上になるのだそう。
![パンコーナーのパン](/userfiles/images/post/2024/01/10/13_SANSUI.jpeg)
![ドーナツ](/userfiles/images/post/2024/01/10/14_SANSUI.jpeg)
朝ごはんはパン派という方にも嬉しいパンコーナーや、小さなお子さんも喜ぶドーナツやスイーツのコーナーもありましたよ。
![無農薬のハーブ](/userfiles/images/post/2024/01/10/15_SANSUI.jpeg)
![ハーブティーのコーナー](/userfiles/images/post/2024/01/10/16_SANSUI.jpeg)
それから県内産の無農薬ハーブで作るフレッシュハーブティーは、ローゼルや美花肌、ホーリーバジルやミントなど、好きな組み合わせで楽しむことができておすすめ。
![種類の多いデザート](/userfiles/images/post/2024/01/10/17_SANSUI.jpeg)
朝食のために、もう1泊したくなってしまうほどのラインナップに大満足でした!
美味しい思い出を、旅の思い出に
そしてなにより「はなぐすく」で感じたのは、手間暇をおしまない料理と細部への拘り。
![ホテルの総支配人 川中由仁さんと料理長]()
「お客さんの顔を思い浮かべながら料理をしている」と言う砂川さんは、スタッフの方には「大切な人や、お父さんお母さんに作るように作りなさい」と伝えているのだそう。「特別な人をお迎えするってことは、それだけ心が入ることだから」と。
また、ホテルの総支配人 川中由仁さんは「ホテルを出発する時の最後の思い出に残るのが“朝食”。だからこそ美味しさとか味わいとか、そういう思い出をインプットして出発してもらいたい」と話してくれました。
![はなぐすくの看板]()
![ホテルの看板]()
お話しを伺って、料理の滋味深い味わいがますます深く身体に沁み渡る気がしました。朝食ビュッフェは宿泊者の方はもちろん、宿泊者以外の方でも楽しめるそう。是非、一度足を運んで味わってみてくださいね。
![ホテル外観とブーゲンビリア]()
![ホテルの総支配人 川中由仁さんと料理長](/userfiles/images/post/2024/01/10/18_SANSUI.jpeg)
「お客さんの顔を思い浮かべながら料理をしている」と言う砂川さんは、スタッフの方には「大切な人や、お父さんお母さんに作るように作りなさい」と伝えているのだそう。「特別な人をお迎えするってことは、それだけ心が入ることだから」と。
また、ホテルの総支配人 川中由仁さんは「ホテルを出発する時の最後の思い出に残るのが“朝食”。だからこそ美味しさとか味わいとか、そういう思い出をインプットして出発してもらいたい」と話してくれました。
![はなぐすくの看板](/userfiles/images/post/2024/01/10/19_SANSUI.jpeg)
![ホテルの看板](/userfiles/images/post/2024/01/10/20_SANSUI.jpeg)
お話しを伺って、料理の滋味深い味わいがますます深く身体に沁み渡る気がしました。朝食ビュッフェは宿泊者の方はもちろん、宿泊者以外の方でも楽しめるそう。是非、一度足を運んで味わってみてくださいね。
![ホテル外観とブーゲンビリア](/userfiles/images/post/2024/01/10/21_SANSUI.jpeg)
HOTEL SANSUI NAHA「琉球ダイニング はなぐすく -端城-」
- 住所 /
- 沖縄県那覇市辻2丁目25-1
- TEL /
- 0120-996-941
- 営業時間 /
- 7:00〜11:00(L.O.10:30)
- 料金 /
- 当日:大人 2,300円 子供1,200円
- 定休日 /
- なし
- 駐車場 /
- あり
- Webサイト /
- https://www.resorts.co.jp/sansuinaha