初めてでも懐かしい味。「手作りパイの店 ぬち【宜野湾】」の一口パイ
初めてでも懐かしい味。「手作りパイの店 ぬち【宜野湾】」の一口パイ
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食べる
初回投稿日:2022.05.29
 最終更新日:2024.03.27
最終更新日:2024.03.27
ひとくちサイズの「ぬちパイ」は、初めて食べるのになぜか懐かしい味がしました。

2020年9月に宜野湾(ぎのわん)市にオープンした「手作りパイの店 ぬち」。
懐かしの味、思い出のパイを再現

オーナー島袋 公彦(しまぶくろ きみひこ)さんは、幼い頃に家族で通っていた老舗ステーキハウスで販売されていたパイが好きだったそうで「思い出の味を、もっと多くの人たちに味わってほしい」という思いが日に日に強くなっていたそうです。そして姉の涼子(りょうこ)さんに相談。調理師の資格を持ち、飲食店経験も長かった涼子さんは“思い出のパイ”を再現すべく、試作を重ねました。

「弟からは何度も“これじゃない”と言われましたが、ついに納得のいくパイが完成して、お店をオープンしました」と涼子さん。
 
コロンと小さな一口サイズ

目指したのは、サクサク食感のパイ。1つでお腹が膨れてしまわないよう、一口サイズにしたのもこだわりです。


フレーバーはカスタード、チョコ、ストロベリー、ブルーベリー、紅芋、ターンム(田芋)、アップルパイ、ごま、抹茶あずき、クリームチーズの10種類。それに加えて期間限定のフレーバーが1種類並びます。

人気No.1はターンム。ターンムは宜野湾市の特産品ということもあり、地元の常連客から支持されているそうです。観光客から喜ばれるパイは、やはり紅芋。生地には紅芋パウダーが練り込まれています。

サクサクサク。厚めのパイ生地は小麦の風味が香ばしく、素朴な味わい。中の餡はしっとり。甘過ぎず、可愛い一口サイズなので、2個、3個とついつい手が伸びてしまいます。
 
全種類試せるリーズナブル価格
驚くのはひとつ75円というリーズナブルな価格。この価格設定には「いろんな種類を気軽に試してほしい」という公彦さんと涼子さんの想いが込められています。手土産や差し入れに20個、30個とまとめ買いされる方も珍しくないそうで、ギフトボックスも用意されています。
 (種類と個数が決まったら、注文書に記入を)
賞味期限は常温で2日(冷蔵庫で3日)。そのまま味わうだけでなく、アイスクリームを添えたり、ホイップクリームをつけてみたり、アレンジを楽しんでみるのも良さそうですね。
 
ハート型の可愛いぬちパイクッキー

こちらは、ぬちパイの生地にあずきを入れてハート型に焼き上げた「ぬちパイクッキー」。たまにしか並ばない限定品でファンも多いので、出会えればラッキー。

「もっと作ってほしいと言ってくださる方もたくさんいらっしゃるのですが、なかなか時間が確保できなくて」と申し訳なさそうに話す涼子さん。
「毎朝6:00から仕込みを始めているのですが、ひとりで作っているので、今はぬちパイだけで精一杯で。ぬちパイクッキーを増産したいのと、ぬちパイは甘い系だけでなく、今後はお酒のおつまみや食事代わりにもなるようなしょっぱい系も増やしていけたら…と思っています」
どこか懐かしくホッと心を和ませてくれるぬちパイを、あなたも一度味わってみませんか?
 
手作りパイの店 ぬち
- 住所 /
 - 沖縄県宜野湾市大謝名5-6-5
 
- 電話 /
 - 098-897-4181
 
- 営業時間 /
 - 11:00〜18:00
 
- 定休日 /
 - 木曜
 
- Webサイト /
 - https://nuchipie.com
 
                                
                  
                  舘 幸子(たち さちこ)
                
                              
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